2013年公開予定アニメ映画

1月公開

2月公開

3月公開

4月公開

5月公開

  • 05/10(金) 聖☆おにいさん
  • 05/11(土) れっしゃだいこうしん ザ★ムービー しんかんせんとたのしいでんしゃたち
  • 05/18(土) 燃える仏像人間
  • 05/18(土) バカ昔ばなし劇場版〜じじいウォーズ〜
  • 05/18(土) Time of Cherry Blossoms/The Story of Animation(『東京国際アニメフェア2013』“ワーナー・マイカル賞”受賞作品特別無料上映、一週間限定) 
  • 05/31(金) 言の葉の庭

6月公開

  • 06/01(土) シンドバットとアラジンの冒険〜サイクロプスの城〜(tjoy系列劇場の公開予定から削除?)
  • (06/01(土) どーにゃつ(ティ・ジョイ系列の全国劇場で、映画本編上映前のショートアニメとして放映))
  • 06/01(土) はじまりのみち(実写)
  • 06/08(土) ハル
  • 06/15(土) 宇宙戦艦ヤマト2199 第六章「到達!大マゼラン」
  • 06/22(土) しわ
  • 06/22(土) 攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain(二週間限定)
  • 06/22(土) ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋!紫のバラは危険な香!?
  • 06/22(土) やさいのようせいクイズげきじょう

7月公開

8月公開

9月公開

10月公開

11月公開

12月公開





  • 秘密結社鷹の爪 吉田、秘密結社やめるってよ(仮)→ 鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜

その他

2015年

2012年公開予定アニメ映画

1月公開

2月公開

3月公開

4月公開

5月公開

  • (20) 05/12 映画 紙兎ロペ つか、夏休みラスイチってマジっすか!?
  • (21) 05/12 れっしゃだいこうしん ザ★ムービー しんかんせん☆とっきゅう大集合
  • (22) 05/19 ザ・マペッツ  原題:The Muppets
  • (23) 05/19 虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜
  • (24) 05/19 機動戦士ガンダムUC episode5 黒いユニコーン 

6月公開

7月公開

8月公開

9月公開

10月公開

11月公開

12月公開



その他2012年公開予定
■春

  • ×DEVA ZAN(頓挫?)

■夏

■秋
■冬

■日本公開未定



■時期不明





■2013年以降

■前年度からの引継ぎ

■年度不明

■不明

■映画祭など

■チェック用
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
http://www.imageforum.co.jp/theatre/
http://a-shibuya.jp/
http://www.uplink.co.jp/x/
http://www.theater-n.com/

おおかみこどもの雨と雪 感想

ネタバレなし。


アニメはドキュメンタリーが作れない問題というのがあって(アニメンタリーとかはあるが)、旧アニメスタイル2号第1号の庵野監督インタビュー(P93)で少し触れられているんだけど、アニメというのは絵物語だから、作り事であるという前提を持って観客が見に行くという限界がある。


そもそもおおかみこどもは現実の話ではないんだからドキュメンタリーとは関係ないじゃん、という反論のために少し補足しておくと、これは厳密にドキュメンタリーであるかどうかというよりはスタイルの問題で、フォーマリズムvsリアリズムのような軸で考えたとき、ドキュメンタリーは明確にリアリズムの側に居るわけだけど、アニメで完全にリアリズムを実現しようとするのは(実験アニメなどを除けば)難しい。
絵を作っていく工程というのは、表現したいことを選択的に抽出していく工程でもあるので、ありのままという雰囲気を出すのは普通のやり方では実現できず、表現主義から完全に逃れることはできない。例えば、日本のアニメじゃないけど、ドキュメンタリーアニメ「戦場でワルツを」は、そういったアニメの性質を逆手に取って効果的に実写を入れ込む仕掛けを施していて、素晴らしいアニメ映画ではあるのだけれども、同時にアニメ映画の限界を考えさせられる作品になっている。


閑話休題。おおかみこどもの場合、まるでドキュメンタリーであるかのように、非常に客観的な視点で花と子供たちを捉えていっている(それも13年間にも渡って!)のだけれど、一方で、ドキュメンタリーというにはあまりにも画面に意図が見え過ぎる。パンフレットの山下高明作画監督)インタビューには「すべてのカットに明確な意図が用意されていました」と書かれていて、それはこの作品がとても丁寧に練り込まれたアニメ映画であることの証なんだけど、逆に言えば編集という作為が強く前面に出ている作品だということでもある。つまり、客観的な画面に徹することで生まれるリアリズムによって従来的なアニメから逸脱しつつも、アニメであることは手放していない、複雑な作品でもある。


この、ドキュメンタリーと作り物という二律背反の狭間で、例えば「花が超人的過ぎる」とか「人間が描けていない」という批判は生まれるので、こういった批判は単なる視野狭窄ではなくて、むしろ本質的な話に近い(ドキュメンタリー≠作り物 という話ではなくて、あくまで作り方や見方の指向性の問題として相反しているという話)。この映画を見ているとき、淡々とした中から出てはいけないものや見てはいけないものが漏れ出てきて、それをたまたま見てしまった……というような感覚は薄くて、用意された場面を順繰りに見ているという所からは抜け出さない。作られたお話という場所から飛躍しよう、という体をとれないのは、この映画のスタイルがある程度抱えざるを得ない問題点なんじゃないかと思う。


しかしそれでもなおドキュメンタリーとしての側面を持とうとすることは、問題点を補って余りある良い面も多くて、一つ例を挙げてみると、一般性の問題がある。普通の人がアニメを子供のものとみなしたり端的に幼稚であると考えるのは、上述したような「作り事」であるという事実が見え過ぎるという大きな壁がある。物凄く乱暴な言い方をすると、今までの日本アニメは基本的に壁をハンマーでぶち壊そうという指向でやっているので、その壁が薄いアニメ好きな層以外にリーチしにくいんだけど、おおかみこどもの場合、壁を全部ぶち壊す必要なんてなくて、例えば出窓を作ってあげたり、壁を透明なガラスに差し替えればいいだろう、という方向性で一般層にリーチできている。逆に言えば、完璧に壁を透明にしようとする(完璧なドキュメンタリーを求める)必要もないし、逆にちょっと壁を壊してみること(花のキャラクターに感情移入する見方)もできる。その高いポテンシャルと解釈の自由度が、この映画を大ヒットに導いていくのだと思う。ただ、こういうやり方を実現するには卓越した技量が必要で、それをやり切ってしまう細田守監督はやはり天才か…。

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン

原題「STARSHIP TROOPERS: INVASION」
■諸情報

  • 公開日2012/07/21  89分
  • 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • パンフレット価格:700円

■スタッフ

  • 監督:荒牧伸志
  • 脚本:フリント・ディル
  • 原案:荒牧伸志/ジョセフ・チョウ/河田成人
  • プロデューサー:ジョセフ・チョウ
  • 製作総指揮:エド・ニューマイヤー/キャスパー・ヴァン・ディーン
  • CGIプロデューサー:河田成人
  • 音楽:高橋哲也
  • コンセプト・アート:臼井伸二
  • キャラクター・デザイン:山田正樹
  • サウンド・デザイン:笠松広司

■キャスト

  • ジョニー・リコ将軍:DAVID MATRANGA
  • カルメン・イバネス艦長:LUCI CHRISTIAN
  • カール・ジェンキンス大臣:JUSTIN DORAN
  • ヘンリー・ヴァロー少佐:DAVID WALD
  • ラッツアス:LERALDO ANZALDUA
  • バグスプレー:ANDREW LOVE
  • カーロン:CHRIS PATTON
  • ジョナ艦長:SHELLEY CALENE-BLACK
  • ドハーティ中尉:SAM ROMAN
  • メック:JOVAN JACKSON
  • アイスブロンド:MELISSA DAVIS
  • チャウ:JOSH GRELLE
  • ガンフォッダー:KARL GLUSMAN
  • チェイス:COREY HARTZOG
  • ホーリーマン:KALOB MARTINEZ
  • トリッグ:EMILY NEVES
  • ショックジョック衛生兵:ADAM GIBBS
  • リチャード・リバーフィールド総司令官:ANDY MCAVIN

メリダとおそろしの森

原題:Brave
併映「ニセものバズがやって来た」「月と少年
■諸情報

■スタッフ

■キャスト

(メリダとおそろしの森)




■スタッフ

(ニセものバズがやって来た)




■スタッフ

  • 監督:エンリコ・カサロサ

(月と少年)

おおかみこどもの雨と雪

■諸情報

■スタッフ

■キャスト

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's

■諸情報

■スタッフ

■キャスト

*1:ローマ数字